クイズの答え
Q.1
出題文: Aさんは介護老人福祉施設で生活している。脳血管障害による左片麻痺で,杖を使って歩行し,自力で移動していた。Aさんは,廊下や食堂でいつも職員や他の利用者に声をかけ,誰にでも気遣う人だった。ある日,食堂のいすに足が触れて転倒して,捻挫の痛みで歩くことができなくなり,車いすでの移動になった。捻挫は1週間ほどで完治したが,Aさんは歩くことを拒み,現在でも車いすでの移動を続けている。Aさんは徐々に口数も少なくなり,「歩くことが不安だ。周りに迷惑をかけてしまう」と言い,何に対しても消極的な様子がみられた。Aさんに対する介護福祉職の関わりとして,最も適切なものを1 つ選びなさい。
こたえ: 食堂のテーブルやいすの配置を見直して,一緒に歩いてみようと働きかける。
解説: 根拠のない励ましはNGです。利用者様に選択できる環境を用意しましょう。
Q.2
出題文: 自己開示に関する次の記述のうち,最も適切なものを1 つ選びなさい。
こたえ: 良好な人間関係を築くために行う。
Q.3
出題文: 70歳のBさん。先天的に耳が聞こえないろう者の方が、昨年に視覚障害となり、明暗がわかる程度になった。その方とのコミュニケーション方法としてもっとも適切なのは?
こたえ: 触手話
解説: 透明文字盤は発声が困難な方が行う。点字は視覚障害の方が行いますが、高齢者が視覚障害になったときに新たに学ぶことは少ないです。明暗がわかる程度の視力の方には筆談は難しいです。
Q.4
出題文: 第2号被保険者が要介護認定を受けられる16の特定疾病に含まれないのはなに?
こたえ: 若年性認知症
解説: 特定疾病に含まれているのは初老期における認知症です。
若年性認知症ではありません。
Q.5
出題文: 第1号被保険者とはどんな人?
こたえ: 65歳以上の人(健康保険未加入含む)
解説: 第一号被保険者は正解の通り。
第二号被保険者は40歳〜64歳の人(健康保険加入者のみ)ですね。