誤字・正字判別 【漢検準1級相当】

難易度 問題数 全17問

次の文章のうち、誤字のないものを選びなさい。※漢字検定準1級(六)誤字訂正で実際に出題された文章と自作の文章を混用して作問しています。…

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クイズの答え

Q.1

出題文: 次の文章のうち、誤字のないものを選びなさい。

こたえ: 険路を越え、碧瑠璃の湖水に逢着した画客は万感の思いで彩管を執った。

解説: (誤字箇所) [a]○:険路を越え、碧瑠璃の湖水に逢着した画客は万感の思いで彩管を執った。| [b]×:盛大な華【飾⇒燭】の典に臨んだ新郎新婦は既に鴛鴦宛らの睦まじさを披露した。| [c]×:積年の宿弊を一掃し、新規【巻⇒蒔】き直し図るべく制度変改の着手を果断する。| [d]×:常に無愛想で峻厳な父も孫が膝に這い上がってくると忽ち相【合⇒好】を崩す。

Q.2

出題文: 次の文章のうち、誤字のないものを選びなさい。

こたえ: 経済が閉塞した頃日では御多分に洩れず本舗も廃業を余儀なくされた。

解説: (誤字箇所) [a]○:経済が閉塞した頃日では御多分に洩れず本舗も廃業を余儀なくされた。| [b]×:催眠中の心理療法は心身症の治療や出産時の無痛分【便⇒娩】等に用いられる。| [c]×:敵将の機略縦横の戦法に【奔⇒翻】弄され、敵に倍する兵を擁しながら潰走した。| [d]×:大陸渡来の農耕・灌漑技術は弥生時代に列島を東漸しつつ伝【波⇒播】した。

Q.3

出題文: 次の文章のうち、誤字のないものを選びなさい。

こたえ: 飛行場の新設は反対期成同盟との論戦で延引を来し終に沙汰止みになる。

解説: (誤字箇所) [a]×:暁闇を衝き隊【互⇒伍】を組んで兵士達は遥か彼方の敵の要塞を目指して進んだ。| [b]○:飛行場の新設は反対期成同盟との論戦で延引を来し終に沙汰止みになる。| [c]×:没後公表された日記には詩人の内面の苛烈な葛【闘⇒藤】が克明に綴られている。| [d]×:無用の誤解を招来せぬよう現会長との縁【籍⇒戚】関係を朋輩には直隠しにした。

Q.4

出題文: 次の文章のうち、誤字のないものを選びなさい。

こたえ: 定例の人事異動には惰気を生じた組織に活を入れ清新を保つ目的がある。

解説: (誤字箇所) [a]×:凄腕の記者として鳴らした後、政治家に【蔵⇒鞍】替えし党の領袖に馳せ上った。| [b]×:第三者の斡旋で彼此の主張の懸隔を縮めるべく【接⇒折】衝の場が設けられた。| [c]×:著者の【概⇒該】博な知識と歴史への造詣の深さは冒頭の数頁で瞭然とする。| [d]○:定例の人事異動には惰気を生じた組織に活を入れ清新を保つ目的がある。

Q.5

出題文: 次の文章のうち、誤字のないものを選びなさい。

こたえ: 雲水は衣鉢等の雑物や経本を忙しなく頭陀袋に入れて払暁に出立した。

解説: (誤字箇所) [a]○:雲水は衣鉢等の雑物や経本を忙しなく頭陀袋に入れて払暁に出立した。| [b]×:死屍累累たる戦場の酸鼻を極めた凄惨な光景に肌の【泡⇒粟】立つ思いがした。| [c]×:新作は天衣無縫の逸品で、氏の過去の秀作に比して些かも【損⇒遜】色がない。| [d]×:即売会出品の茶碗に【触⇒食】指が動いたが価格を一瞥して高嶺の花と諦めた。

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