クイズの答え
Q.1
出題文: 1930年代に世界初のベートーヴェンピアノソナタ全曲録音をしたピアニストは誰か。
こたえ: アルトゥール・シュナーベル
解説: 正解は、アルトゥール・シュナーベルです。1932年から1937年にかけて世界で初めてベートーヴェンのピアノソナタ全曲を録音しました。
Q.2
出題文: ラヴェルの前で彼の曲のほぼ全てを弾きこなし、ラヴェルに直接指導を受けたことから「ラヴェル弾き」として名を馳せたフランスのピアニストは誰か。
こたえ: ヴラド・ペルルミュテール
解説: 正解は、ヴラド・ペルルミュテールです。彼は1925年から1927年の間にラヴェルに直接指導を受け、曲の細かいニュアンスなどを教え込まれたと言われています。
Q.3
出題文: 当時のソ連において、「最後のショパン弾き」と呼ばれたピアニストは誰か。
こたえ: オレグ・ボシュニアコーヴィチ
解説: 正解は、オレグ・ボシュニアコーヴィチです。1920‐2006の生涯の中で主にソ連内で活躍し、ショパン、シューマン、チャイコフスキーの作品などで高い評価を受けました。
Q.4
出題文: 主にモーツァルトの解釈で名を馳せ、室内楽奏者としてもジョルジュ・エネスクやウジェーヌ・イザイ、パブロ・カザルス、アルテュール・グリュミオーとも共演して活躍したルーマニア出身のピアニストは誰か。また、モーツァルトのピアノ協奏曲第21番だけは絶対に演奏しなかった。
こたえ: クララ・ハスキル
解説: 正解は、クララ・ハスキルです。彼女は確かなテクニックと純粋な音色で特にモーツァルトで高い評価を受けました。ちなみに、彼女がモーツァルトのピアノ協奏曲第21番を演奏しなかったのは、弟弟子のディヌ・リパッティがあまりに完璧な演奏をしたから。というのと、師匠のコルトーにその人柄では弾けないだろうと言われたから。だそうです。
Q.5
出題文: J.S.バッハのカンタータ「主よ、人の望みの喜びよ」をピアノに編曲したことでもよく知られる、英国のピアニストは誰か。
こたえ: マイラ・ヘス
解説: 正解は、マイラ・ヘスです。彼女はモーツァルト、ベートーヴェン、シューマンの演奏家としても有名で、そのレパートリーは多岐にわたったそうです。